あれから約1か月。。。

スタッフ通信

9月も残りわずかとなり、ようやく秋の気配を感じられるようになってきました。
今年の夏は、全国の観測地点の4分の1近くの地点で最高気温が35℃を超える猛暑日の連続日数が過去最多に並んだり更新したりしたほど暑かったそうです。
(思い返せば、朝までエアコンをつけていないと眠れない日が多かった。。。)

さて、ちょうど1か月ほど前になりますが、社会保険労務士試験を受験してきました。
社会保険労務士試験は、毎年1回、8月下旬の日曜日(第4日曜日)に実施されています。
試験はマークシート式で、午前中に10:30~11:50(80分)の選択式試験、午後は13:20~16:50(210分)の択一式試験が行われます。
着席時刻は10時なので、途中退出をしなければ10時から17時まで(昼休憩1時間あり)拘束されるイメージです。

ざっくりとした説明になりますが、
選択式試験は、空欄に適切な語句を語群から選んで当てはめるもので、計8科目各5点で40点満点。
択一式試験は、書かれている内容の正誤判断をして、問題文に当てはまるものを5肢の中から一つ選ぶもので、計7科目各10点で70点満点です。
合格基準点は、選択式試験・択一式試験のそれぞれの総得点と科目別の合格基準点があり、両方をクリアする必要があります。

この合格基準点というのが曲者でして。
厚生労働省から発表されている「社会保険労務士試験の合格基準の考え方について」によると、
「各年度において、総得点及び各科目の平均点及び得点分布等の試験結果を総合的に勘案して補正を行うものとする。」となっています。
つまり、受験した年によって合格基準点が変わるのです。

午前中の選択式試験は総得点よりも科目別の合格基準点を満たすのが難しくて、各科目3点以上なのですが、
基準点の補正があるかどうかは、試験が終わって合格発表があるまでわからないので、5問中3問の正解を確保しなければならないプレッシャーがすごい。
しっかり全部を覚えていられれば、80分もかからずサクッと終わるのですが、人間忘れるもので、、、見たことがあるけど思い出せないとか、目が滑って正解の選択肢が見つけられないとか・・・。
極度の緊張から、模擬試験ではありえないようなやらかしをするのが本試験です。
労働系科目までは3点確保いけるかも?と思いながら解いていましたが、苦手な一般常識で最後まで悩みました・・・。

午後の択一式試験の方は、総得点49点以上が基本ですが、毎年補正で変わっていまして、ここ最近は42~45点あたりをさまよっています。こちらも、合格発表が出るまでわかりません・・・。
試験時間も210分とだいぶ長いのですが、問題が66ページもあり、とにかく時間との勝負です。
模擬試験でもなかなか思うようにできていなかったので、本試験中は解くのに必死過ぎてどんな問題だったのかまったく記憶がありません。。。(もちろん手ごたえもないです)
「大丈夫、満点じゃなくて合格点を取ればいいんだから」という先輩からのアドバイスを胸に、最後までマークシートを塗ってきました。
1日がかりの試験を終えて、どっと疲れて帰宅したのですが、いざ布団に入ると全然寝付けず。。。脳が興奮状態だったのだと思います。

あれから約1か月、現在は夏休み中にはできなかった映画やドラマを観たり、お出かけをしたり、とにかく英気を養っています。
10月上旬には合格発表がありますが、早く見たいような見たくないような…そんな今日この頃です。

(ペンネーム/みかん色のねこ)