テレワーク試験導入中です

スタッフ通信

いつもフェリタス通信をご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウィルスの世界的流行が続く中、皆さま何かと不安な日々をお過ごしのことと思います。
ニュースを見るのもいやになってしまいますよね?

そんなお騒がせの未知のウィルスですが、同時に私たちに働き方改革の加速を促しました。
今年の流行語になりそうな勢いで広まっている「テレワーク」という働き方もその一つです。

フェリタスでは3月11日から障害年金部門限定で試験的にテレワークを開始しました。
今日は皆様にこの2週間の経過報告をさせて頂こうと思います。
皆様の今後の参考になれば幸いです。

さて、いざ「テレワークを開始します!」と宣言したものそもそもリモートに対応できる環境がないので課題山積です(汗) でもすべての課題を解決してからのスタートでは緊急性が必要なコロナ対策として意味がない!
という訳で「個人情報の厳守」だけは慎重にルールを決め、後の課題は走りながら考えることにしました。

以下実務面での課題と解決策です。

電話対応はどうするのか?

電話については会社にかかってくる電話を自宅に持ち帰った会社のスマホに転送することで解決しました。

メールは?

メールはWebメールに転送し自宅のPCで受信、返信しています。
少し時間差があることが課題です。

会社のサーバーの資料が必要な時はどうしたらいいか?

サーバー上の書類については、リモートワークで使用する必要最小限だけ都度大手のクラウドサービス(無料)に挙げて使用しています。
当面のセキュリティ対策としてはフリーWifiを使用しない、閲覧制限をかけることを徹底しています。
但しやはり事前にすべき仕事を整理し、準備しておく必要があるためテレワーク前日の準備に時間がかかる。
また準備しておかなかった仕事以外はできないという課題があります。

お客様との個人面談は?

以前から試験的に導入していた「ビデオ面談」が使えるのではないかと思います。
Google Duoというビデオ通話アプリですが、「スマホをお持ちのお客様であれば簡単にビデオ通話を行うことができる」はずだったんですが、相手の環境に作用されることもあることがわかり、まだまだ試行錯誤中です。
ゆくゆくは会社と相談員の自宅とお客様の自宅を結んで3者面談形式でできるよう環境整備をしていきたいと思っています。

その他、今はあらかじめ決めた日以外(例えば突然子供が熱を出したからテレワークに切り替える・・・等)には対応できないことも今後の検討課題です。

また「自宅」という環境で仕事をすることのメリット、デメリットもいろいろあることがわかりました。

メリットは

  • なんと言っても危険名を人混みを避けて仕事ができる。
  • 通勤時間がなくなるのでその時間をプライベートに使用できる。
  • (フェリタスの場合は)リモートワークは残業禁止なので効率的に仕事を組み立てることができる。
  • 静かな環境なので「じっくり考える」仕事が捗る。
  • 肩が凝ったらひと目を気にせず体操ができる(笑)
  • マスクをしないで仕事ができる!

デメリットは

  • 油断するとダラダラしてしまう
  • (わざわざ電話するほどでもない)ちょっとした確認や相談ができない。
  • なんと言っても孤独である。
  • 成果をどうやって図るか(評価するか)疑問が残る。
  • テレワ-クをしている人と、していない人との不公平感があるのではないか?

以上のように解決すべき課題はまだたくさんあるテレワークですが、いずれスム-ズに移行したいです。

最後に今回のテレワークの家族への影響を少しお伝えします。
我が家の小学生の子供二人もはじめて見る『ママが家で仕事をしている姿』が斬新のようです。

1年生の娘は『ママが仕事をしているか、さぼっているか先生はどうやってわかるの?』・・・素朴な疑問ですが核心ついてるな~と。
『PCで先生が見てるんだよ』と切り返したら、それまでの大きな声でうたっていた、ドラえもんの歌声まで筒抜けになっていたと思い びっくりした顔をしていました。
その後は、ちょくちょく私の仕事をしている部屋を覗き(監視)にきていました。

また、自分では気が付きませんでしたが、普段主人に対する電話の声と、お客様と話している時の声がありありと違うようです!!!物まねしていました。
(声も3オクタ-ブ位高い・・・笑)

なんといっても、今回のテレワ-クでは、ママが家の中にいる『目に見えない安心感』を子供が感じたことが一番よかった事ではないかと思います。
テレワ-クを始める前は色々準備が大変で二の足を踏んでいましたが、5年生の息子は日中誰ともしゃべらず、一人でいることには限界があったようです。

まずは、テレワ-クができたのも、所長の素早い決断と周りのスタッフの協力の賜物だと思います。
これを機に『働く事の意義』を再確認しました。

これからも色々な情報を発信していきたいと思います。

(文/真田、三富)