先生と僕

スタッフ通信

新年度が始まってはや一か月、進級に進学、または就職と、環境が変わった方も多いかと思います。
そろそろ新しい環境にも慣れてきた頃でしょうか?
この4月からは医師の働き方改革が始まり連日新聞やニュースで特集が組まれています。

医師にしても、学校の先生にしても、先生と呼ばれる職業に就いている方々の働き方改革、一筋縄では行かない問題が山積みだなと思う今日この頃です。   
  
さて、我が家の僕も4月から高校生になり中学時代と同じバスケット部に入りました。
驚くことに、部活動が週6、それも朝練・午後練と盛りだくさんです。しかもGWも練習試合に通常の練習にとこれでもかというハードスケジュールです。
部員も先生も誰一人欠席することなく参加しているそうです。素晴らしい!!!

顧問の先生は女性の先生で、やんちゃな男子達も一目置く熱血先生とのこと。通常の授業の他にも部活の顧問まで・・・
本当に頭が下がります。

地域によっては、部活を外部に委託するという話もそろそろ実行に移す時期で、具体案がちらほら聞こえてきます。
部活を通じて人間的に大きく成長した僕をみると、親としてはとても頼もしく、うれしいと思う反面、部活を支えてくださっている先生たちのご負担を考えると手放しでは喜べない面もあるので、個人的には地域への移行は賛成です。

親の言うことは素直には聞かず、親もつい口うるさく言ってしまいますが、同じことでも学校の先生からの言葉は素直に耳に入るようです。

以前、部活の顧問の先生に聞いたことがあります。【こんなに拘束時間が多いと先生も大変ですね】と。すると先生は【自分は部活の顧問になりたくて教師を目指したんです。頑張っている生徒をみるのが楽しみなんです。】

このような先生には足を向けて寝れません。熱心な先生のおかげで僕たちの学校生活がより充実していること、青春の真っただ中にいるときは気が付かないものですね。(かつての自分もそうでした。)

当たり前を見直すことで、一層働きやすい環境になるといいなと、口うるさいママは切に願います。

(ペンネーム/母は黙して見守ろう・・・難しい・・・)