卒業ソング

スタッフ通信

三月は卒業式のシーズンですね。
(今年はコロナの影響で残念ながら中止になってしまった学校もあるでしょうが…)

春は別れの季節とも言いますが、これまで過ごした仲間達と別れる寂しさの中に、4月から始まる新たなステージに期待を込めている人も多いことでしょう。

さて、皆さんは卒業式にどんな思い出がありますか?
卒業生で歌う合唱も思い出の一つではないでしょうか。
その卒業式ソングは時代と共にだいぶ変わってきているようです。

以前は、「仰げば尊し」「蛍の光」などが定番でしたが、最近では歌う学校が少なくなっているようで、Jポップを歌う学校が増えてきているそうです。

定番だった、「仰げば尊し」の使用が減った理由としては、歌詞が「いと」「やよ」のような古語を多く含む文語調であるため、特に古文の学習前の小学生にとっては分かりにくいということや、教師を賛美する内容が時代にそぐわないことが背景としてあるからだそうです。

もう一つの理由としては、卒業式の曲選びを生徒主体で行われるようになったことで、生徒側が希望をする流行曲を取り入れる学校が多くなったようです。

私の高校の卒業式では、いきものがかりがサプライズで来てくれました。
びっくりしたのと同時に、当時私達はコブクロの蕾を合唱曲に選び歌っていたので、いきものがかりを選べば良かったなぁと思った記憶があります。

皆さんはどんな思いを持って卒業式を当時迎えられましたか。
卒業式を終えてからだいぶたち思った通りの人生を過ごせていますか。
今少し、立ち止まってゆっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。

(文/石井)