夏休みの宿題

スタッフ通信


8月も残りわずかとなりました。だいぶ朝夕の風が涼しくなり、虫の声に秋の気配を感じられるようになりました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて先日、息子の夏休みの宿題(自由研究)を兼ねて、大磯海岸に行って来ました。

 

 

 

 

 

 


昨年、某テレビの番組企画で、台風明けに海岸に行くと、いろんな漂着物があることを息子は知り、近くの海にどのような物が漂着しているか台風明けの海岸に行きたいと、以前から息子よりリクエストをされてました。
台風なんて・・・こればっかりは季節やお休みのタイミングなどもあり、なかなか予定が合わずでしたが、ようやく今年、私の夏休み中に実現することが出来ました。

行ってみると、台風後ということもあり漂着物は多く、木にペットボトル、ビニール袋、缶、瓶、長靴と、特に驚いたのは炊飯器の蓋があり、海にはない物だったのでとても驚いてしまいました。
その中でも、一際多く目立った物は、プラスチック素材の物でした。
ペットボトルやビニール袋やお菓子の袋・カップ麺のカップと私達の日常にあるものばかりでした。

環境省の報告では、2050年までに魚より海洋ゴミの量が多くなると言われてます。特に海洋プラスチックゴミは大きな問題になってます。4年前には鎌倉の海岸でクジラが打ち上げられ、胃の中からプラスチックゴミが発見され、神奈川県はこれを「クジラからのメッセージ」として受け止め、深刻化する海洋汚染問題に取り組んでます。

プラスチック製品は軽く丈夫なことから、使用用途により便利な物として重宝されていることもあり、プラスチック製品が完全にゼロというのも難しいとも考えられます。
美しい海を守るためにも上手なプラスチック製品との付き合い方を考え、長く使えるような物を選び、サステイナブルな生活を心がけていきたいと思いました。

(文/イルカ)