左利きについて
先月、我が家の次男が遊具より転落し、右肩脱臼、右上腕骨近位端骨折となってしまいました。
脱臼の固定は、脱臼した側の腕を三角巾でつるし、腕と身体をバンドで固定します。
利き手(右)側が固定されてしまうので、利き手ではない方で日常生活を過ごさなければなりません。
左手で鉛筆を持ち、字を書く練習。
左手でお箸等を持ち、食べる練習・・・。
3週間たった現在でも、体育の授業はお休み。
図工や書道の授業は、代わりの課題で対応・・・。
私も「両利きになれるかな?」と期待しつつ、次男に便乗して、スプーンやフォークは左手で持ったりして練習しているのですが・・・
細かい作業は、やはり利き手の右でないとできない。
利き手(腕)が使えないって本当に不便なんですよね。
我が家の長男はもともと左利きで、
就学前は左利き用矯正箸や左利き用ハサミを購入し、持たせていました。
・・・・リコーダーやカッター、包丁等は右利き用だったことに最近気づきました。(遅い!)
右利き用で、過ごしていたようです。(気付かなくてごめん)
左利き用の道具(用具)って調べてみると他にもいろいろあるんですよ。
- 定規
- 鉛筆削り
- 万年筆
- 彫刻刀
- パレット
- PCマウス
- ノギス(測量用品)
- 包丁
- ピーラー
- フライ返し
- 横口レードル(お玉)
- ニッパー
- 鎌
- 剪定ハサミ
- 楽器(ギター)
ちなみに『左利き協会』なんていうのもあるみたいです。
この機会に左利きの長男に「左利きについて」質問して、分かったことを「あるある」でまとめてみました。
左利きあるある①
横並びでテーブルに座る時は、右利きの人と腕がぶつかる。
(左利きの人と横並びの時は、座る位置に注意!!)
左利きあるある②
右利き用のハサミやカッターが使いづらい。
(切る部分が刃の厚みで見えない、見えにくい)
左利きあるある③
駅の自動改札にICカードをタッチしづらい。
(左手でICカードを持って、右側にタッチしているようです)
左利きあるある④
ノートに鉛筆等で書くときに、手が汚れる。
左利きあるある⑤
意外と右手(腕・足)でも出来たり、左のみを使っているわけではない。
私は右利きなので、不便を感じたことはないのですが例えば、自動販売機のお金を入れる部分や自動改札機のタッチする部分も右側に設置されているし世の中に設置されている便利なものは、左利きの人には少し不便なんだな、と改めて感じました。
左利きの長男に「左利きで不便を感じたことは?」と質問してみたら「特にない」との事だったので、左利きの人は、自然と(必然的に?)右利き中心の環境にも適応できているらしいことも分かりました。
(文/谷口)