生産性についての研修を行いました。
9月下旬に青野税理士事務所 青野英明先生により生産性について研修が行われました。
研修では生産性を向上させるための企業の取り組み例として、回転寿司のお茶のセルフサービスやラーメン店の食券機の導入などが挙げられました。そこで、自分の身の回りにはどんなものがあるかを考えてみました。
スーパーでのセルフレジ(例えばレジ6台に対して店員1人で管理するため、生産性UP)はよく見かけますが、最近では服飾の量販店においてもセルフレジが導入されています。会計を済ませると、自分で洋服を畳んで袋詰めまでするため、タイミングが悪いと誰からも「ありがとう」と言われずに帰宅することになります。私としては何とも味気なく、服を買ったという満足感が足りなく感じてしまいました。
一方で母が入院していた病院では機械化とは反対に、医療行為をする看護師さんやリハビリ担当の方などそれぞれの役割分担がはっきりとされており、多くの方が働いていても効率的に働いている印象を受けました。
個人的には、生産性を求めすぎた機械化は寂しく感じてしまう所があり、生産性=「効率を追求することで利益を上げていく」という考え方だけでは、消費者の理解を得られず、将来的に大きな課題に直面するのでは?と思いました。いずれにせよ「生産性の向上」は労働力不足が問題になっている今、取り組むべき課題の一つであるので、消費者目線も忘れずに私も真剣に考えていきたいと思います。