言いにくい事を伝える!
ビジネスでは、ときとして「言いにくいこと」
を言わなければならいシーンがあると思います。
そんな「言いにくいこと」を言われた結果、大きく変わることができた私の
エピソードを紹介いたします。
弊社は年に2回、上司との個人面談があります。
実は、昨年の暮れに実施した面談で、
「言われたくないこと」を上司にはっきりと言われてしまいました・・。
上司は、私の「行動のクセ」について、ハッキリと「良くない癖だ」と言ったのです。
自分でもその癖に悩み続けていたので、胸を刺されるようなショックを受けました。
その時は、「逃げたい」「辛い」「どうしてそんな事を言うの?」という思いの反面、
「逃げたら私の成長は終わる」という思いもあり、
気持ちと思考の整理に必死だったことを今でも覚えています。
その後、毎日その感情と向き合って行く中で、
「素直に今の現実を受け止めることが私にとって最善なのだ」と思い至りました。
また、気持ちが落ち着いていくにつれ、「言いにくいこと」を伝えた上司も、
とてもエネルギーを使ったのではないか、と感じました。
仕事では上司が部下に対して、時として「言いにくいこと」を伝えなければならない場面があります。
それが部下や組織のために必要なことだと頭では分かっていても、どう伝えたらいいのか、不安もあると思います。
しかし、今回の私と上司のエピソードのように、伝える事で部下は大きく変わることができます。
私はこの出来事をきっかけに、悪い行動の習慣を捨て、良い習慣の思考を取り入れる事で、
今までより格段に仕事がスムーズに運ぶようになりました!
伝えてくれた上司には、今は心から感謝しています。
「言いにくいこと」を伝えることは難しいですが、そのような場面に出くわした際は、
勇気を出して、伝えてみてください。
上司の真剣な思いは、きっと部下にも伝わると思います!
ありがとうございました。
(文/今井)