2030年はどうなっている? ≪近未来のお買い物編≫
最近読んだ本『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』は、進化するテクノロジーにより、世界の変化のスピードと規模が一気に高まっている… というような内容です。
この本によれば、わたしたちはこれからの100年で、いままでの2万年分の技術変化を経験することになるそうです。
ではどのように変わるのか?
身近な「買い物」についての解説が驚きの連続だったので、一部をご紹介します。
お洋服の買い物のシナリオです。
【2026年のショッピング】
ランチのために外出したあなたは、自動運転のタクシーの中で、上着を着てくるのを忘れたことに気付きます。
スマホでジャケットを検索し、近くのお店の商品を選び「興味がある」ボタンをタップ。するとお店のAIとスマホのAIが接続し、タクシーの行き先が自動的に変わります。
到着したお店では、店員があなたにぴったりなサイズのジャケットを手に持って出迎えてくれます。
スマホに搭載されたセンサーでスキャン・登録してある身体データにより、店員はあなたの到着前に体型やサイズを把握できるのです。
そのジャケットを着てお店を出るだけで、自動で銀行口座からの支払いが済みます。
【2029年のショッピング】
あなたは明日のパーティーに着ていく服がなくて困っています。でもショッピングモールに出かけるのは面倒…。
そこでVRのヘッドセットを装着し、AIに「明日のパーティーの服が欲しい」と話しかけます。
あなたはすぐに自分だけのバーチャルブティックにテレポートされます。そこにあるすべての商品があなたのサイズで、バーチャル試着もできます。
服を選ぶとAIが代金を支払います。倉庫では3Dプリンターがあなたの服を作り始めます。完成した服は、ドローンで自宅まで届けられます。
コストカットにより価格は従来の半分、服を作るときにゴミは出ません。
う~~~ん。
2030年には本当にこんなことができるのでしょうか?
でも、これを実現する技術はもうすでにあるのだそうです。
そしてその先には、AIに服の選択すらも任せられる時代が来るとあります。
ああ、そんなのイヤ! 洋服選びの楽しさは絶対に手放したくない!!
と、「加速する世界」について行けそうもない私は強く思ったのでした。(´;ω;`)ウゥゥ
(文/新谷)